バカラ期待値ラボ

バカラ期待値ラボ

ギャンブルを楽しむためではなく、仕組みを数字で見抜くためのシミュレーターです。実在するカジノのルールと上限で打ち、続けるほど持ち金がどう減っていくかを確かめられます。カードは実際のシューから配り、勝率は配牌の全組み合わせから正確に計算しています。

ギャンブルのことで悩んでいる方へ:相談先と回復の方法

ハウスルール

あなたの賭け方

ルールを変えると下の理論値はすぐ再計算されます。テーブルの履歴は「リセット」を押すまで残ります。

現在の持ち金
¥100,000
ゲーム数 / シュー残り
0
PLAYER–
BANKER–
P PAIR
PLAYER
TIE
BANKER
B PAIR
「1ゲーム」を押すとカードを配ります。

あなたの資金の推移

実際の持ち金 期待値ライン ±2σ(約95%がこの帯に入る) 赤い点:上限ベットを超えた時

このルールの数学

勝つ確率は、指定デッキ数のシューから最初の4枚と3枚目の引き方を全組み合わせ(約100万通り)で数えた正確な値です。ハウスエッジは「1円賭けるごとに平均何円失うか」。どのベット法を使っても、期待損失は 総賭け額 × ハウスエッジ + テーブル代 から逃げられません。

続けるほど「プラスで終われる確率」は下がる

同じルールで大勢が打ったら

あなたと同じ持ち金・ルール・ベット法のプレイヤーを大量に用意し、本物のシューで配ります。

中央値 全員の平均 期待値ライン(理論) 濃い帯 25–75% / 薄い帯 5–95% / 細線 個々のプレイヤー

まだ勝っている人・まだ遊べる人の割合

最終的な持ち金の分布

なぜ続けるほど減るのか

1ゲームの期待値はマイナス

どの賭け先も、配当が確率に対してわずかに少なく設定されています。差は1〜15%ほどで、1回では運に埋もれて見えません。

大数の法則

運のブレ(σ)はゲーム数の平方根でしか増えませんが、期待損失はゲーム数に比例して増えます。だから回数が増えるほど、ブレでは損失を隠しきれなくなります。

ベット法は期待値を変えない

マーチンゲールは「小さく何度も勝ち、まれに大きく負ける」形に分布を変えるだけです。テーブルリミットと持ち金の壁があるので、連敗した瞬間にまとめて失います。

Tips:統計で見るあなたの勝ち目

左のルールと賭け方から計算しています。設定を変えると数字も変わります。

1年続けたら、いくら失う?

勝てると思わせる「考え方のクセ」

「そろそろバンカーが来るはず」

1ゲームごとの勝率はほぼ毎回同じです。テーブル上の結果の並び(罫線)は過去の記録で、次を予測する力はありません。上のテーブルの丸い記録も、ただの偶然の並びです。

「負けた分を取り返せばいい」

取り返そうと賭け金を上げると、上限ベットと持ち金の壁にぶつかります。「ベット法の壁」の表で、連敗が起きる確率を確かめてください。

「勝っているうちにやめればいい」

勝ち逃げの目標を決めても、届く前に資金が尽きる確率の方が高くなりがちです。勝ち逃げ目標を入れると、届く確率が出ます。

「自分には流れが読める」

カードをゆっくりめくる(絞る)、賭け先を直感で変えるといった行動は、結果に影響しません。ハウスエッジはどの賭け方でも同じだけ働きます。

Tips:ギャンブル依存症を知る

依存が疑われる人1.7%

18〜74歳の約60人に1人。男性2.8%、女性0.5%(2023年度 全国調査)。

精神科の外来で治療を受けた人5,458人

2023年度、全国。2020年度の4,064人から増えていますが、疑われる人の数に比べるとごく一部です。

気づいてから相談するまで2.9年

本人が問題に気づいてから、医療や相談機関を初めて使うまでの平均。家族は3.5年。

ギャンブル等依存症は、適切な治療と支援で十分に回復できる病気です(厚生労働省)。多くの人が何年も一人で抱え込んでから相談しています。早く相談するほど、失うお金も時間も少なくて済みます。

回復した人たちが使っている方法

  1. 相談する:各都道府県の精神保健福祉センターでは、本人も家族も無料で相談できます。島根県で作られた回復プログラム「SAT-G」を使うセンターもあります。
  2. 治療を受ける:専門の医療機関では、認知行動療法で「次は勝てる」「取り返せる」といった考え方のクセを直していきます。2020年4月からは、依存症の集団療法に健康保険が使えます。
  3. 仲間とつながる:GA(ギャンブラーズ・アノニマス)は、本人が匿名で参加できるミーティングです。家族向けにはギャマノンがあります。家族がギャマノンに通うと、本人への対応がうまくできるようになったという報告があります。
  4. やめることを目標にする:専門医療機関の資料では、回復にはギャンブルを完全にやめるのが最も安全とされています。途中でまた手を出しても、それは回復の途中によくあることで、責めずに続けることが大切です。

相談先

精神保健福祉センター

お住まいの都道府県・政令市にあります。「都道府県名 精神保健福祉センター」で検索してください。

依存症対策全国センター

全国の相談窓口・専門医療機関・自助グループを探せます。

GA 日本インフォメーションセンター

本人の自助グループ。全国のミーティング会場の案内。

ギャマノン日本サービスオフィス

家族・友人のための自助グループ。

ギャンブル依存症問題を考える会

本人と家族の相談を受け付ける公益社団法人。厚生労働省のリーフレットにも相談先として載っています。

厚生労働省 依存症の情報サイト

依存症の基礎知識と相談先の一覧。

出典